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私の机の横の棚には常に加工前の白生地がズラッと並んでいます。すぐに加工に回されるモノからいつまでも同じ場所に居座っているモノまで色々なタイプの生地が並んでいます。早く染め出しをしろ~、いつまでここに居ればいいんだ~、なんで仕入れたんだ~と色々なプレッシャーを投げかけてきます。染める柄を決め生地を選び指示書を貼り付けて1階の工房に持って行き、染め出しの第1段階の仕事が終了します。
染の里二葉苑 きもの担当
「染の小道」に二葉苑の帯や着物を着てご来場されたお客様です。反物状態の(静)のものがお客様のお着物となって(動)になる・・・。生地に新しい命を吹き込むのが私達の仕事であるならば、出来上がった反物に命を吹き込んでくださるのはそれを身につけていただくお客様なのだ、と再確認致しました。
2月に入り、いっきに日が延びた気がするのは私だけでしょうか。日中なんてポカポカですっかり春めいてきた様な気がします。そんな陽気の移り変わりのなかでも毎日毎日同じ作業が繰り返されている工房内。ひとつの作品が仕上がっていく工程のなかで避けては通れないのが水洗の仕事です。蒸して染料を定着させた後、冷たい水の中で反物をふるい余分な染料や防染のりを落とします。ゴム手袋をはめると生地がつかみにくくなるため素手が一番!らしいのですが・・・手が真っ赤で冷たそうです。